左遷とは。

スポンサーリンク

こんにちは。

先日、私が勤める会社でも4月付の人事異動の発表がありました。

希望の部署に行けて内心喜ぶ人、予想しなかった人事に戸惑う人、受け入れられず退職の選択をした人。

私は比較的大きな会社に勤めているので、今年も多くの個々のドラマがあったものと思っています。

今回は「左遷」について触れたいと思います。

左遷人事といいますが、私の会社では「左遷だ」と明言されることはなく、異動先の部署・昇級の有無・降格の有無(これは滅多にない)を見て、なんとなく、ほんのりと「左遷人事だな」と個々が感じ取る、もしくは一部の界隈で噂になるといったものです。

ハラスメントなどが大きく叫ばれる昨今では、左遷という言葉は客観的には使わなくなってきているのではないかと思います。

異動発表の際は都合よく「適正に応じた人事」などと表現され、自分の何が悪かったのか、どうして希望が受け入れられなかったのかといった事実は永遠に迷宮入りです(よっぽどの不祥事などがあった場合は名言されると思います。)。

これは辞令を受ける本人にとって、とてももやもやすることですし、シンプルに落ち込んでしまいます。

私は、数年前に希望を出して異動した都内本社の部署に赴任し楽しく働いていたのも束の間、

昨年全く希望をしていない地方都市の部署へ異動になりました。

年に一度、今後のキャリアを表明する機会があるのですが、その場で表明したことと全く逆の人事でした。

周囲の社員から見ると、恐らく希望ではないのだろうな…ということが明確な人事で、私自身は左遷だと感じましたし、他の社員も私に対してそう思った人が何人かいたと思います。

とても悲しく、辞令を受けた数日間は寝込み、食欲もなく、10数年務めた会社ですが退職も考えました。

もう続ける意欲がなくなりました。

30代半ば女性、未婚で人生詰んだと思いました。

会社でのこれまでのパフォーマンスにも自信を持てなくなりました。

自分の何が悪かったのか。聞いても上司は「そういうことではない」といった風で名言は避けました。

この季節、同じような理由・環境で落ち込んでいる方が日本中にいらっしゃるのではないかと思います。

私は退職をせず、続けることを選びました(産業医の相談にのっていただいたり、色々ありました。また書きます。)。

一生懸命取り組んだ仕事の成果が認められず、無碍にされた気がしてとてもつらいと思います。

もう一度、希望部署に行くには数年間がんばらないといけない。気の遠くなる期間に感じるかもしれません。

生きていくことの大変さを痛感している方もいらっしゃるでしょう。

あなたはどの道を選びますか?

もし退職を選ばず、しんどいけど会社にしがみつくことを決めた方。

徐々にで良いので一緒に前を向きましょう。

まずはゆっくり休んでみてもだいじょうぶですよ。

私は今1年耐えた状況です。まだ傷は完全に言えないし、今の部署での仕事を完全に楽しめているわけではありませんが、

考え方の引き出しは増えました。

このブログで少しずつ書いていきたいです。

自称左遷組の皆さんと一緒にこの人生を生き抜きます!

左遷された最強賢者、教師になって無敵のクラスを作り上げる 1巻【電子書籍】[ 鈴森一 ]

コメント

タイトルとURLをコピーしました